前回はMagentoの管理画面上にメニューを新しく追加し、独自テーブルに登録してあるデータを一覧表示する機能を作成しました。今回は以下のものを管理画面に作成します。 データを新規登録・編集する画面 データを記録する処理 データを削除する処理 新規登録・編集画面に必要なもの 新規登録・編集画面の作成に最低限必要なものは以下のとおりです。 画面の定義 Controllerクラス 画面上の部品を担当するクラス 「画面の定義」は、前回の一覧表示でも作成したものと似ています。UI Componentをベースにした定義を作成します。「Controllerクラス」は、Magento2の場合は処理ごとに作成する決まりなので、表示と保存、削除の3つは最低必要になります。最後の「画面の部品を担当するクラス」は後で取り上げますが、編集画面上のボタンをクリックした際の挙動を定義するために使います。 新規登録・編集画面の定義をしよう 今回のケースでは新規登録画面と編集画面をおなじ画面定義で行います。もちろん新規登録画面と編集画面の構成を分けることもできますが、入力項目などに違いがないのであれば同じものを使っても構いません。 XMLを記述しよう 最初に以下の場所にUI Componentを定義するXMLを作成しましょう。
<エクステンションディレクトリ>/view/adminhtml/ui_component/my_news_edit.xmlファイルの内容は以下のとおりです。 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <form xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001